- しゅてんどうじ -
演奏時間:12分
竹田満・作
分水太鼓のメイン曲。
村人の打ち鳴らす太鼓の仲間に入った外道丸が、白煙とともに鬼に変身し、酒呑童子となって
直径三尺の大太鼓にかけのぼる。髪を振り乱しながら打つ壮観な鬼面曲打ち太鼓。
村人と酒呑童子のおりなす太鼓のからみと、一人二役で変身する鬼が見もの。
- ごきそろいうち -
演奏時間:8分
竹田満・作
酒呑童子の仲間には茨木童子をはじめ、金剛・やなきた・石熊とつわものの鬼が揃っている。
この五鬼の知恵と力を合わせ都の悪政を正そうと考えた酒呑童子が、仲間たちと日々武芸や学問の修練を身に付け、いざ都への出陣となった喜びを三尺の大太鼓と宮太鼓の曲打ちで表現。
- きめんりょうらん -
演奏時間:8分
竹田満・作
一日の修行が終わると、今日も鬼たちの酒宴が始まる。
力自慢や腕自慢、知恵自慢と、宴会が盛り上がると共に太鼓を打ち鳴らし始める。
平胴太鼓をベース音に、南米のサンバのリズムを取り入れて、ちょっと変わった太鼓の饗宴。
それぞれの鬼の個性が太鼓を打ち鳴らすほどに出てくる。
- ぶんすいいさみうち -
演奏時間:7分
竹田満・作
旧分水町はその名の通り、水を分けた町。
信濃川本流と大河津分水路側に設けられた堰が『可動堰』と『洗堰』。増水した信濃川の流れを、この2つの堰で調節する。
その水の踊る様を、締太鼓、据え置き横置きの宮太鼓、三尺の大太鼓でリズミカルに打ち鳴らす、分水太鼓のデビュー曲。
- こうが -
演奏時間:7分
竹田満・作
揚子江、黄河。この二つの大きな川を、町の名の由来にもなった大河津分水路に例えて祭囃子調にアレンジした曲。
横笛のリズムと斜め台に据え置かれた宮太鼓の軽快なリズムがマッチして、体が自然に乗ってくるようなメレンゲ調の曲打ち太鼓。
- ゆめ -
演奏時間:8分
田口恵子・作
分水地区の夏祭りに欠かせないのが、民謡流し。夢は、分水地区に古くから伝わる「盆踊り」のリズムを用いた曲。 締め太鼓・宮太鼓はもちろん、鉦や桶胴太鼓、大宮太鼓など様々な太鼓が勢ぞろいし、笛の音とともに、楽しくわいわい演奏します。
- じぞうどうやたいばやし -
演奏時間: --
地蔵堂地域伝承
舟運で栄えた地蔵堂町。江戸時代の文化、文政年間から伝わる三台の祭屋台の上で演じられた田舎歌舞伎の際に披露していた屋台囃子を、分水太鼓のメンバーが継承して演奏する。
リズミカルな曲打太鼓の多い持ち曲の中にあって、伝統の音色を聞かせる曲。
- ぶんすいじんく -
演奏時間: --
地蔵堂地域伝承
古くから伝わる盆踊り太鼓。良寛さんもほっかむりと赤い着物姿で女装して踊ったという輪のなかに、おかめやひょっとこ、鬼の面をかぶってメンバーが踊る。 もちろん太鼓、笛、カネも太鼓のメンバーがオールスター・キャストで行う。東京の分水会や新潟県人会などで大好評。
- ちちぶやたいばやし -
演奏時間: --
埼玉県秩父市
太鼓のメンバーが、秩父屋台囃子「高橋社中」「高野社中」から教えを受け、譜面を起こさせていただいた基礎リズムの練習曲。 披露曲としてよいかの願いに秩父の指導者からお墨付きをいただいている。